あいのうた
天の河の向うから
誰かの言葉に
惹き寄せられた
見つけたのは一つの蔦
根を刈られた一つの蔦
遠い言葉はそして途切れ
私に残った
幼い蔦を
腕に抱いて瞳を閉じた
時に任せてその蔦は
とまること知らず
ただのびてゆく
腕を覆う一つの蔦
脚を覆う一つの蔦
そして微かな音楽が
私の耳をも覆ってゆく
聴こえたのはあの言葉
私を呼んだあの歌声
声はまた止み残されたのは
ただのびてゆく私の蔦
幼い私の可愛い蔦は
そのまま私に生えてゆく
その小さな手先をのばし
どうか私の頬を撫でて
愛しい私の可愛いこども
どうか私の瞳を塞いで
その小さな心の中で
あの歌を私に歌って
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