紅い河と天邪鬼
流れた紅い河
あたしのせいじゃないわ
ロッカーに眠る宝物は
勇者を待ち続けてるのに
橋を造るくらいなら
あたしは根をかえるわ
白いバリウムを垂れ流して
いっそ消してしまいましょう
選択を誤った誰かは
今日は少し雨に濡れてた
思わず同情してしまって
バケツ一杯の水をかけてあげた
紅い河は毒みたいに
あたしを不安にさせる
あなたを不安にさせる
白い河は嘘みたいに
あたしを不毛にさせる
あなたを腑抜けにさせる
バリウムは固まりだして
綺麗なピンクになった
あまりにも可愛いから
あなたのことが嫌になって
大きな体を抱いてあげた
ピンクの川は海になって
あたしたちを包んだから
嬉しくて泳いだ
薄桃の波に揺られて
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