紅い河と天邪鬼
流れた紅い河
あたしのせいじゃないわ
ロッカーに眠る宝物は
勇者を待ち続けてるのに
橋を造るくらいなら
あたしは根をかえるわ
白いバリウムを垂れ流して
いっそ消してしまいましょう
選択を誤った誰かは
今日は少し雨に濡れてた
思わず同情してしまって
バケツ一杯の水をかけてあげた
紅い河は毒みたいに
あたしを不安にさせる
あなたを不安にさせる
白い河は嘘みたいに
あたしを不毛にさせる
あなたを腑抜けにさせる
バリウムは固まりだして
綺麗なピンクになった
あまりにも可愛いから
あなたのことが嫌になって
大きな体を抱いてあげた
ピンクの川は海になって
あたしたちを包んだから
嬉しくて泳いだ
薄桃の波に揺られて
TOP
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送