謎の手作りチョコ


わたしはだんな様と出会ってから、『バレンタインデイ』とゆうものが
とても大好きになりました。
だんな様の貰ってきたちょっとお高いチョコをいただけることが
とても幸せなのでございます。
自分じゃめったに買わないGODIVAのチョコも、この日だけは特別。
そんなバレンタインデイなのです。

さて何年か前のこの日、いつものようにだんな様(当時まだ恋人)は、
いただいたチョコを出してくれました(いわゆる職場の義理チョコです)。
色々なチョコがある中、やすこの目を丸くしたのは、

明らかにお手製のラッピングでした

中を見れば、これまた明らかに手作り色満面のものでした

(なんとなく、自分の恋人に他の女性が『手作り』のものを贈るのって、
ちょっと気になっちゃうオトメ心ってやつでございます)

『何コレ、手作りなんてすごいね』(やすこ)
『あぁ、何か色々相談のったお礼だって』(だんな様)

なるほど☆

そうゆうことならまぁおかしくはないですので、それはだんな様一人で食べることに。

『相談って、アナタ人の相談なんかのれるの??(笑)』(やすこ)
『うん、何か両親の離婚とかのことで、話聞いてただけ』(だんな様)

ふぅん、まぁいろいろあるねぇ…とか言いながら、そのお話はさらっと流れました。

さてそれからしばらくたったある日、だんな様の携帯に見知らぬアドからメールが
そうゆうの当時私はチェックしてたので、迷わず覗き見ることに。すると

{彼女いても、好きなものは好きなんだって、その人に言いたいけど…}
{てか、今度ゆっちゃうよ。彼女いてもいいよね}


多分、手作りチョコの子だと思いました。

両親の離婚とかじゃないじゃん!!

ん〜。。。
何か女性的な勘から、何となくこの子うちのだんな様好きなのかなあって思いました。

そのメールをみたことは内緒にして(いつもは『これ見たよ〜』とかゆってたのだけど)、
またそれからしばらくたった春の日のこと。


当時やすこは一人暮らしで、だんな様がしょっちゅううちに来てました(いわゆる半同棲)。
お仕事で疲れてただんな様は、ベッドで眠ってて、やすこはゲームしてました。
そこにだんな様の携帯に電話が。
何度もなるので、だんな様の許可を取り、やすこが出ると


『もしもし』(やすこ)
『ハイ』(相手)


知らない声…(わりとだんな様のお友達把握してるわたし)

『どちらにおかけですか?』(やすこ)
『てかコレ○○さんの携帯ですよね??』(相手)



あの子だ!!と思いました。


『○○さんに代わってもらえませんか??』(その子)

そう言われ、だんな様を起こし電話を渡しました。
もちろん、携帯に耳をつけ、内容を一緒に聞いてました(だって気になるんだもん)

『今彼女と一緒なの??』(その子)
『ん〜…(寝ぼけ中)』(だんな様)


その後もひとしきり彼女が喋る中、寝ぼけ中のためあまり喋らないだんな様に、その子は

『彼女いるから何も喋れないの??』といいました。


うわぁ、何かめためた怪しいんですけど…


なおも喋らないだんな様にその子は、

『今まで電話とかメールとか迷惑だった??もしそうならゆって??
そしたらあたし、電話帳から消すから…』



うわぁ何かドラマみたいな展開ですよ。


最早他人事のようにどきどきしながら聞いていると、だんな様は

『うん、じゃぁそうして』と、一言だけ言いました。

『わかった…。今までありがとぅ。迷惑かけてごめんね。じゃぁね…』
彼女はそういって電話を切ったのです。(もう半泣き声で)

どきどきしながらだんな様に、『ねぇ今のだれ〜??』と聞くと、
『ほら前ゆった、相談受けてた子』とゆって、また眠ってしまいました。

やっぱり女の勘てやつで、その子はだんな様好きだったと感じました。
でもごめんね、この人やすこのなんです。。

ちょっと『女の子に冷たくした』だんな様に非難の念を感じながらも、どこか嬉しかったわたし。
もぅそれからは怪しいメールもなく、平穏無事な日々が続いてます。

こうして、『謎の手作りチョコ騒動』は事の顛末を迎えたのでした。
その期間、だんな様携帯をチェックするとたまにメールを消去した跡があったのですが、
もぅいいやっと思いました。


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