読書


 小学生のときは、何故かミステリーが好きでした。
 赤川次郎を小学校の図書室で借りて読んだり、内田康夫、西村京太郎を母親に借りて読んでました。
 中でも大好きだったのは、内田康夫の『浅見光彦シリーズ』
 あと、星の王子様不思議の国のアリスなどに熱中したり。

 中学に入ると、星新一を読み始めました。いろいろな世界の、いろいろな不思議なお話に、ただただはまりました。中古屋さんで知らないタイトルを見つけては、買って読んで。

 高校生のときは、読んだのは数冊くらい。
 覚えてるのは、ウィリアムギブスン著の『ニューロマンサー』と、J.D サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
 二つとも、面白かった。前者は、ものすごいサイバーパンクで、昔作られたお話なのに、パソコンとかすごい出てきてただすごいなぁ〜って興奮した。後者は、なんだか普遍的なお話なのに、胸に来るものがあった。

 高校を卒業し、しばらくすると、不規則に本を読み漁る時期が来るようになりました。
 だんな様(当時恋人)の部屋で『アルジャーノンに花束を』を見つけて、読んで、ダニエルキイスにはまりました。 この人の作品はほぼすべて読んだ。世に言う多重人格物も面白かったし(フィクションのほうも)、短編集は、かつて読んだ星新一と重なって、すぅっと読めたり。面白かったです。

 その作家が気に入ると、その人の作品はすべて読みたくなってしまう。
 鈴木光二は、リングから読み始めました。  映画がはやって、お話は面白そうなのに怖い映像とかがだめなやすこは、原作本を読むことにしました。
 面白かった、とにかく。
 鈴木光二で一番好きなのは、『楽園』。壮大な物語で、ファンタジックなのにリアリスティック。先が気になるとかじゃなく、ただ面白くてどんどん読んでしまう、そんな物語。水にまつわるお話が多いのは、やっぱこの人のルーツなのかしら。

 で、劇場でバースデイと一緒にやってた『イソラ』が気になり、原作本を読んでみる。
 貴志祐介の作品。このころから何か角川ホラー文庫にはまる。
 ダニエルキイスより、『多重人格』を扱った作品に興味があったので、読んでみたけど、映画と違うラストに、何か暗さを覚える。でもその暗さが面白い、この人の味でしょう。
 早速貴志祐介のほかの作品を読んでみる。
 好きなのは、『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』
 前者は、お話も長いながら壮大な物語。いろいろな解釈の中、期待を裏切らない『原因』に尊敬を覚えた。後者は、アドベンチャーゲームのような面白さで、純粋に楽しんで読める。この人の作品では珍しい『ハッピーエンド』かな??とか思ったけど、難しいなぁ、どうなんだろう。

 映画でやってた『コンセント』が気になり、これまた原作本入手。田口ランディ著。これまた面白い。ので、3部作とゆうことでまず、アンテナモザイクを読む。この中だったらコンセントが一番面白かった。やっぱこの人は、女性主人公作品のがいい。
 で、『縁切り神社』を読んでみる。この人のも暗いけど、何か違う暗さ、、、さばけた暗さ??みたいな感じで、好きです。

 角川ホラー文庫コーナーを物色してて、ちょっと気になるタイトルを発見。『アリス』とゆう作品。やすこは不思議の国のアリスが好きなのです。
 中を覗き、あらすじみたいのを読んで興味が出て、思わず買ってみる。
 なかなか癖のある文章ながら、その癖もなかなかに心地いい。
 そして面白かった。イメージ的には、今ヤンジャンでやってるエルフィンリート(漫画)みたいな感じ。


    これからも、きっとわたしにとって本は欠かせない。
 『物語』は、違う世界の話を教えてくれる。
 映画が気に入ると、何故か原作本も読んでみたくなるのは、自分の中でのその物語を知りたいからかな。

 ふと見つけた、『ノイズ』『ナインスゲート』(大好きなジョニーデップ主演の映画の本)。
 映画の本は、映画を基に作られた物語より、『原作本』のほうが好き。

 古本屋さんは好きです。
 ちょっと読んでみたいものを買うにはいい。
 他にも、昔読んで面白かった本。
 そうゆうのを読み返すため、買ってみたりする。
 『ソフィーの世界』も、古本屋さんで買い読んでみました。
 哲学とゆうのは不思議なもので、自分には決して相容れないと思っても、何故か興味をそそられて知りたい衝動に駆られてしまうのです。


 映画やテレビと違い、自分のペースで物語が進んでゆく、本の中の世界。
 それは、現実とは離れていても、読んで知った瞬間、自分の世界の中に根付いてる。

 不思議な空間の中は、いろいろな物語で埋め尽くされる。

 それは、自分の頭の中か、心の中か、はたまた、『ここ』以外のどこか…??




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